デジタル角度計

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測る道具 道具全般

デジタル角度計を買ったら思いの他、高精度だった。

最近は歳のせいか細かい目盛りを見るのがしんどくなってきた今日この頃。

デジタルで表示してくれる道具はとてもありがたいって思うのは自分だけではないはず。

「テーブルソー」や「スライド丸鋸」なんかを持っている人は45°以外で刃を傾斜させたい場合に役に立つ。

テーブルソーとかは傾斜角度の目盛りなんかもついているが、そもそも信用できるのか?疑惑がある。

そんな時に信用できるデジタル角度計があると便利。

デジタル角度計とはなんぞや?

気にはなっているけど、どんな使い方をしたらいいかわからない。

そんな人向けに簡単な使い方を説明できればと思う。

デジタル角度計(傾斜計)

デジタル角度計(傾斜計)

ポケットにしまえるサイズのこの可愛い四角いやつで何が出来るかと言うと、置くだけで角度を計測してくれる。

測定面、上の写真の底部分が強力な磁石が入っている。

基準を0に設定すれば、そこからの傾斜角をデジタルで表示してくれる。

スライド丸鋸の刃の傾斜角を測る

スライド丸鋸の材を置くテーブルに置いて、ここが基準になるからデジタル角度計を0に設定する。

スライド丸鋸の刃の角度調整

デジタル角度計の測定部分には磁石が内臓されているから刃物にくっつけることが出来る。

スライド丸鋸のテーブルと刃物が直角が出ているか確かめられる。

スライド丸鋸の刃が45°になっているか確かめる。

そのままスライド丸鋸を45°に傾けてデジタル角度計で測ってみる。

45°の精度がちゃんと出ているようだ。

テーブルソーの刃の傾斜角を測る

写真は横切り盤だけど、テーブルソーのやり方も同じ。

材料を置く場所のテーブルが基準になるから、そこにデジタル角度計を磁石でくっつけて0に設定する。

横切り盤の刃の角度が90℃になっているか調べている。

テーブルが0の時の刃の角度を測ることが出来る。

写真では綺麗に90℃が出たが、±0.2°の誤差ぐらいは出る。

自分の持っているのはDIY用で価格もそれほど高いものではないので、そのぐらいの誤差は許容しなければならないのかなって感じだ。

ちゃんと精度を出したいのであれば、デジタル角度計でだいたい合わせて、その後スコヤなんかを当てて微調整するといいと思う。

刃を斜めにした後、もう一度直角に戻したい時なんか便利だ。

磁石でくっついて、手で持たなくていいから出来る測定方法だと思う。

このデジタル角度計は結構当たり外れがあるっぽい。

買って届いたばかりですでに精度が悪いものも中にはあるみたいだよ。

でも、こればかりは買ってからじゃないとわからない。

自分の使っているやつ紹介しようと思ったんだけど、同じやつがもう販売してない?

たぶんアメリカ製だけど、Wixey はスポークシェーブ自動カンナに取付けたデジタルスケールの会社と同じ。

測る道具が得意っぽいし。自動カンナのデジタルスケールは画期的だった。

そのメーカーのデジタル角度計。

ちなみにスポークシェーブ自動カンナのデジタルスケールについては下記記事を読んで欲しい。

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デジタルプロトラクター(自在スコヤ)

デジタルプロトラクター(自在スコヤ)

デジタルプロトラクターとかデジタル自在スコヤなんて言われている。

言ってしまえば、「自在スコヤ」がデジタル計測できるようになった道具といったところ。

デジタル分度器なんて言い方もするみたいだ。

プロトラクターと自在スコヤのいい所を取った便利な道具。

高価なデジタルプロトラクターを使ったことがないが、自分の感覚ではアナログプロトラクターの方が精度は高いような気がするが、これはこれで使い道はありそう。

デジタル分度器で90°に墨付け

デジタルプロトラクターの表示を90°に設定して墨付け。

固定ツマミをしっかり回して固定しないと隅を引いている時に角度がずれるから気を付けて。

ケガいた線をスコヤで確かめる

ちゃんと直角になっているかスコヤを当てて確かめたが、まぁまぁの精度だと思う。

45°に墨付け

デジタルプロトラクターを45°に設定して墨を引いてみる。

45°の線を確認

留め型スコヤで45°を確認してみたけど、まずまずの精度は出ていた。

デジタルプロトラクターの使い方はわかったけど、「どんな場面で使用するの」って話になると思う。

そもそも、直角の線を引きたいならスコヤ、45°の線を引きたいなら留め型スコヤで引けば済む話。

自分の持っているデジタルプロトラクターの方が長いから長い材でも墨付けできるってのは利点。

スコヤと留め型スコヤ

スコヤ、留め型スコヤは開いたり閉じたりして使うものではなく、そのままの形状で直角と45°(留め)になっている。

そのままの形状で直角とか留めに特化している道具の方が精度は高いと自分は思っている。

多目的な道具ほど精度はあいまいになる気がする。

なのでデジタルプロトラクターは精度に少し誤差があると感じたら、その誤差も考慮に入れれば十分使えると思う。

自分の使っているのは安いやつだから精度もそれほど期待はしていなかったけどね。

もしかしたら、値段の高いやつはもっと精度はいいのかもしれないが、DIYではこのぐらいで十分だと思っている。

「直角や45°以外の墨付けをしたい」なんて時に役に立つと思う。

長さも20cmあるので墨付けの定規としても使えるし、角度を測る時もデジタルなので見やすい。

老眼が少し入っている自分にはとてもありがたいんだよね。

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