自然塗料のオスモカラーを塗るためのオスモブラシってのがあるけど、ブラシ(刷毛)の価格は少しお高い。
価格に見合った塗り心地はあるのか?どうなのかを実際に試してみる。
もちろんオスモを塗るのにもっとも適しているのは確かだと思うので、今回はそれ以外の刷毛ではどうなのか?をやってみた。
オスモについては下記記事を読んで欲しい。
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オスモブラシ
まずは、オスモから販売されているオスモブラシ。
ホームセンターで売っている刷毛に比べると価格は少し高いが、柄の部分や毛をまとめる金具、デザインなどにこだわりを感じる。
オスモブラシの毛の触り心地は、一本一本の毛は太くコシが強い感じ。
このコシのおかげで粘度の高い塗料でも塗れるようになっているってことなんだと思う。
実際にオスモブラシを使って杉の板に塗布してみる。
ブラシの毛はコシが強いので粘度に負けず塗ることが出来た。
しかし、毛が硬く太いので、きめ細かい塗り感はない。
塗る時は毛に塗料をタップリ含ませて伸ばすように塗るのがいいように思う。
オスモは粘度は高めだけど、刷毛で伸ばすと良く伸びる。
粘度が高く塗りずらいと感じて、塗料をつけすぎると塗料の減りが早いから気をつけたい所。
さすが専用の刷毛だけあって、よく考えられて作られているように感じる。
オスモカラーを大きな面積で塗りたい場合などは、オスモブラシではなく「オスモコテ刷毛」の方が塗料を伸ばしながら塗れるから、塗料の無駄を減らせると思う。
ダスター(ラスター)刷毛
オスモブラシにもっとも近いであろう「ラスター刷毛」で試してみる。
ラスター刷毛は、塗装前に汚れやホコリを取る際に使ったりする他、高粘度のボンドを塗ったりする時にも使用する。
つまりコシが強いって訳だ。
もちろんラスター刷毛もメーカーによってコシの強さとか使用感などは変わってくると思うが、通常の刷毛に比べるとコシは強めに出来ていると思っていいと思う。
今回使用するラスター刷毛の毛の触り心地は、通常の刷毛に比べるとコシは強いが、オスモブラシに比べると柔らかい感じがした。
今回しようしたラスター刷毛はホームセンターで売られているものだ。
実際に杉の板にオスモを塗ってみた。
塗ってる時の感じもオスモブラシより少しコシが弱いと思う。
ラスター刷毛でも問題なくオスモを塗る事ができる。
塗る場所によっては、このぐらいのコシの方が塗りやすいこともあるように思う。
万能刷毛
最後にホームセンターなどで一番安価で売っているであろう「万能刷毛」で塗ってみる。
オスモブラシは、巾=25mm、50mm、60mm、100mm、って規格サイズがある。
写真の万能刷毛50mmは一本150円程度だが、オスモブラシの巾50mmは1500円程度する。
価格差は約10倍近い!
実際に万能刷毛でオスモを塗ってみた。
万能刷毛は色々な塗料を塗ることを想定して作られているため、今回使用した中では一番コシは弱いし、毛も細い。
毛が細く柔らかい分、塗料の含みがとてもいい。
塗ってる時の感触は、きめ細かく滑らかな感じだった。
少し以外だったのが、実際に使ってみた塗りやすさは万能刷毛が一番良かった。
ただ、万能刷毛は毛が細いから毛が抜けたり切れたりすると取り除くのが面倒だ。
しかし、オイルフィニッシュは最後は余った塗料を拭き取るから大した問題でもないとは思う。
使用後の刷毛を洗浄して使いまわす時は、より毛が抜ける可能性もある。
毛が劣化して切れやすくなる。
ただし、価格がオスモブラシの十分の一と考えると、使い捨てで10回使って同じ金額と考えると、万能刷毛でいいんじゃないかと思う。
刷毛は消耗品だからランニングコストとなる
刷毛もこだわると中々の金額になる。
しかも刷毛は消耗品だから、ランニングコストがかかるってことになる。
ランニングコストをなるべく抑えたいって人は、
- 安価な万能刷毛
- 安価なコテバケ
これで十分だと思う。
オスモからコテバケも出ているがやはり価格は高いから、安いコテバケで代用するのもいいと思う。
コテバケは自分は使ってないので、自分なりに探して欲しい。
これらを使って不便に感じる所があった場合に、適した刷毛を選んでいけばいいと思う。
木工DIYも最初からうまく作れないことも多いから費用はなるべく抑えたいよね。
自分のレベルが上がってきたら、レベルにあった道具を探すのが自然な考えだと思う。
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