1/2インチのルータービットを使うには

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やり方

木工で使用するルーターで海外1/2インチ(12.7mm)を使えるようにする。

どうもナニソレです。^^

トリマーを持ってるって人は沢山いると思うけど、ルーターを持ってるって人はプロを除くとかなりのガチ勢。

そんな国内メーカーのルーターは12mm軸が一般的。

なので当然使用するビットも12mm軸。

だけど12.7mm用のコレットナットとコレットチャックを交換すれば海外(インチ)サイズの12.7mmが使える。

ルーターにインチ規格(12.7mm)で使いたいビットがあったのでコレットチャックを交換。

「12mm軸だけじゃダメなの?」って思う人もいるので、なぜインチビット(12.7mm)を使うのかを解説したいと思う。

動画も見てね!

なぜ1/2インチの12.7mm軸が必要なのか?

写真の上が1/2インチ(12.7mm)、下が12mm。

国内メーカーのマキタやハイコーキのルーター(トリマー)で海外規格のインチのビットが必要なのか?

「ビットも国内規格の12mmでいいじゃないか!」って思う人もいるよね?

確かに12mm軸でも色々な種類のビットはある。

だけどビットの価格って結構バカにならない。

ルーター自体が安いものじゃないし、ビットも複数持つとなると万を超えるのが普通。

だけど12.7mmは結構価格の安いものもあるんだよね。

そして何より真新しいビット、ちょっと変わったビットも12.7mmってことも多い。

これは産業需要というか、海外では日本よりもDIYが浸透してるっぽいので、同じ物を作っても市場規模が違うんじゃないかと思う。

それが輸入コストを入れても海外製のものが安くなる理由。

本日(2024年)では1ドル152円(さっきニュースで34年ぶりって言ってたところ)。

なので輸入コストが上がるので海外製と言えど価格は上がるので、価格の面ではなんとも言えん。

だけど最近では新しいものは大体海外製。

なので、インチ規格の12.7mmを使えるようにしておきたいって感じ。

難しいことはわからないけど、われわれDIYerは安くて新しいものが大好きなので、もっともっと日本でもDIYが普及して欲しい。

需要が増えれば価格は自然と安くなるはず。

12.7mm軸のビットを使うためには?

マキタのコレットナットセット

国内メーカー、「マキタ」や「ハイコーキ」のルーターで12.7mmを使いたいならコレットナットセット(コレットナット・コレットチャック)が必須。

適応したコレットナットセットが必要になるので「オフコーポレーション」さんで購入した。

ナニソレが使っているルーターはマキタの「3612BRA」ってやつ。

価格は4060円やった。(送料は別?だったかな?忘れた。)

ちょっと値は張るけど、インチ規格には夢があるので、高い投資にはならないはず。

この購入したコレットナットセットの適応機種は

マキタのコレットナット適応機種一蘭

適応機種:3612,3612C、3612BRA、3600HA、3600NBR。

「作る人をシゲキするオフの店」(オフコーポレーション)は木工DIYする人なら大体知ってるよね?

↓リンクを貼っておくので自分の持ってるルーター(トリマー)で使えるのか確かめてね。

オフコーポレーション

マキタのコレットナットセット

大事なのは、コレットナットの中に入っているコレットチャック。

コレットチャックだけ交換しても使えるらしいけど、ナニソレはどうやって取るのかわからなかったし、考えるの面倒なのでセットで購入。

無理して外そうとして中のコレットチャックを痛めても嫌だしね。

インチ規格はルーターだけじゃない

今回はルーターのインチ規格12.7mmで説明しているけど、トリマーにもインチ規格のビットはあるからね。

トリマーは国内ビットは6mm軸だけど、コレットコーンを交換すればインチ規格6.35mmが使えるようになる。

トリマーも6.35mmの方が安いビットがあったりするので、コレットコーンを持っているとビットの幅が広がると思う。

「このビット使いたいけど6.35mmなんだよなぁ」ってなるのは勿体ない。

中には、切れ味が短い安物もあるけど、安いやつならダメもとでも使える。

コレットナットの交換

ルーターテーブル

12.7mm軸をつけたいルーターは「ルーターテーブル」に取りつけてあるルーター。

ルーターのコレットナット

ルーターテーブルにくっつけてあるので、コレットナットが外しずらいけど、慣れればなんてことはない。

マキタのコレットナット

左が12.7mm用で、右が今まで使っていた12mm用。

マキタのコレットナット交換

12.7mm用を取り付け。

12.7mm軸をコレットナットにセット

コレットナットの中に12.7mm軸に突っ込んで、コレットナットを締め付けて固定。

取付けたインチ規格のビット

フラッシュトリムビット

取付けた12.7mm軸のビットは「フラッシュトリムビット」。

上下にコロがついているダブルベアリング。

刃の部分の長さは65mmあるので家具作りだったら大体の部材を網羅できるんじゃなかと期待。

12.7mm軸ってこともあり、安定感も期待できる。

倣い(ならい)加工のために購入したんだよね。

倣い加工ってのは型を用意して、その型にコロを当てて削ることで同じ形状のものが複製できる加工。

こいつを見た時に刃の形状の新しさに惚れてAmazonでポチったやつ。

価格は3600円やった。(安くね?コレットナットセットより安い。笑)

こんな見た目ゴツイのに。

インチ軸はたまにこういう真新しいビットがあるから止められん。

Amazonでの商品名は「超硬スパイラルトリミングビットフラッシュトリムルータービット木工用フライスカッターフェイスミル超硬カッターフラッシュトリムルータービットセット1/2インチシャンクダブルベアリングアルミニウムカッティングトップベアリング」ってなってる。

長い。。。

もはやどれが商品名なのかわからない。

ルーターテーブルにフラッシュトリムビット

ルーターの電源をオンにしてみた。

おお!いい仕事してくれそうですね~。

まとめ

今回はナニソレが持っている古い機種でのコレットナット・コレットチャックの交換でした。

コレットチャックってコレットコーンとも言ってるみたいだけど、どっちが正解なんやろ?

まぁどっちでもいいけど。

同じマキタのルーターでも型番が違うと合わないので要注意。

ハイコーキはハイコーキ用のコレットナットセットがあるので、自分の持ってるルーターに適用したものに交換してね。

トリマーテーブルは自作で作ったものを使用している人も多いけど、ルーターテーブルで12mm軸や12.7mm軸は安定感がちょっと違うので、あると便利だよ。

負荷のかかる時に効果を実感すると思う。

簡単な加工ならトリマーテーブルが使いやすいけどね。

ルーター
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