テーブルソーのチップソー切断面比較

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テーブルソーで使うチップソー(ブレード)刃数24vs40で切れ味を比較

初めてテーブルソーを購入した人は、購入時についてる刃が切れ味がいいのか悪いのか?わからないんじゃないかと思う。

それしか使ったことがないと比較するものがないので、たとえ切れ味が悪くても「こんな物なんかなぁ」ってなりがち。

切れ味が悪いってわかるのは、切れ味が良い刃を使った時に初めてわかる。

国内メーカーのテーブルソーならネットに情報が結構あるので評判を見てればわかることもあるよね。

しかし、自分のように海外テーブルソーを使っていると取り付けられるチップソー、海外ではブレードって主に言うらしいが、ネットに情報があまりない。

取付けられるブレードの規格も独特なので国内のチップソーで取り付けられるものがあまりないんよ。

今回、新しくチップソー(ブレード)を購入したので、カットした時の切断面に違いが出るのか切り比べてみました。

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使用するテーブルソー

スキルソー

2つのチップソー(ブレード)で切り比べするテーブルソーの機種はこれ「Skil SAW SPT99T-01」。

海外テーブルソーなので刃についての情報が少ないんすよね。

もし、今回使用する刃以外にスキルソーに適用できて「これいいよ!」なんてのがあったら教えて欲しい。

このテーブルソーについては下記記事を見て欲しい。

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切り比べするチップソー(ブレード)

標準でついていたチップソー(ブレード)

購入時のスキルソーの刃

これはスキルソーを購入した時に標準でついていたチップソー(ブレード)。

刃数24のやつ。

今までこれを使用していたんだけど、切れ味は良く切れた。

だけど、ブレードの厚みが薄いのと、刃数が少ないせいなのかわからないが、切断面があまりよろしくなかったんだよね。

標準のブレードが切れなくなって同じブレードに交換したいって人のために下にリンクを貼っておくね。

新しく購入したチップソー(ブレード)

スキルソーで使用するチップソー

今回購入したブレードがこれ。

Freud DIABLO D0840X 40刃 8-1/4インチ ソーブレード 替刃 Skil SAW SPT99T-01テーブルソー対応ってやつ。

国内で買える数少ないブレードの一つだと思う。

刃数が40あるので標準のやつよりは切断面が綺麗になるであろうってことと、DIABLOのブレードはAmazonでのレビューもめちゃ良かったのでこれにした。

テーブルソーのシャフトに入れる真ん中の穴径は約16mmでブレードの外径は約210mm。

これは標準のブレードも同じ。

この条件のチップソーってのが国内のものでは合うものがあまりない。(よく探せばあるんかな?)


標準のチップソー(ブレード)でカット

スキルソー標準のブレード

まずは標準のチップソー(ブレード)で「縦切り」と「横切り」をしてみる。

縦切り

テーブルソーで縦切り

標準のチップソー(ブレード)で縦切り。

カットする木材はヒノキ材を利用。

テーブルソーで縦切りした切断面

切断面はこんな感じ。

お世辞にも綺麗とは言い難い。

鋸刃の跡(ナイフマーク)がくっきりと出てしまっている。

横切り

テーブルソーで横切り

マイターゲージを使って横切り。

このマイターゲージについての記事

テーブルソーで横切りした切断面

切断面はこんな感じ。

横切りはこれだけで見ると悪くないように見える。

購入したチップソー(ブレード)でカット

テーブルソーのDIABLOのブレード

続いては新しく購入したDIABLOのチップソー(ブレード)で「縦切り」と「横切り」をしてみる。

縦切り

テーブルソーで縦切り

購入したチップソー(ブレード)で縦切り。

スキルソーにDIABLOのブレードでカットした切断面

え?鋸刃の跡(ナイフマーク)が全然ないやん!

めちゃくちゃカット面(切断面)が綺麗なんすけど!

こんなにも違うもんなんやなぁ。(感心)

いや、これ、もう標準の刃に戻れないでしょ。笑

横切り

DIABLOのブレードで横切り

続いてはDIABLOのブレードで横切り。

DIABLOのブレードで横切りした切断面

横切りの切断面がこんな感じ。

これ単体で見ると今一違いはわからんなぁ。

なので並べて比較してみる。

切断面の比較

縦切りの切断面

チップソーの切り比べ

縦切りに関しては画像を見てくれれば一目瞭然だね。

DIABLOの刃数40の方はナイフマークがほとんどない。

「買ったばっかりだから刃が切れるんじゃないの?」って思うかもだけど、標準の刃は最初から木材をカット時にナイフマークがついていた。

このナイフマークがクッキリ出るほど後々の処理が大変になるんだよね。

カンナで削るか、サンダーで落とすにしても、いらん労力。

なければないに越したことはないはず。

ただ、刃数が多くなったぶん硬い樹種で厚みのある(例えば5cm)とかだと切断スピードは遅くなるかもしれないね。

切断スピードが遅くなりすぎると焦げ(焼け?)が出る可能性も出てくる。

そんな時は刃数が少ない方が優位性があると思う。

DIABLOの刃数24ってのもあるみたいなので、それを使えば標準の24刃よりもナイフマークはつかないかもだね。

ただ、DIABLOの刃数24は国内で探しても見つからなかった。(悲)

横切りの切断面

テーブルソーでカットした切断面比較

横切りに関しては画像では切断面の違いがわかりずらいね。

切り終わりのバリがDIABLO刃数40の方が少ないってことぐらい。

2種類のチップソーでカットした切断面

ただ、ツルツルぐらいが指で触るとハッキリとわかる。

刃数24の方だとザラザラしてる感じだけど、刃数40の方が切り口が滑らかだった。

切断面に違いが出る理由

チップソーの厚みを測る

標準のチップソー(ブレード)の鋸身の厚みを測ってみた。

厚み約1.3mmぐらい。

使用しているデジタルノギスについての記事

ブレードの厚みを測る

DIABLOのブレードの鋸身を測ってみた。

厚み約1.6?1.7mm、ぐらい。

なので標準でついていた刃よりも少し鋸身が厚い。

鋸身が厚いと剛性が高くなるので回転のブレが少なくなる。

切断中も刃がブレにくいんじゃいかと思う。

そのおかげで鋸刃の跡(ナイフマーク)がつきにくいんじゃないかな。

もちろん薄くても硬度が高ければ剛性は高くなるとは思うけど、標準でついている刃にそこまで期待は出来ないよね。

購入したDIABLOのブレードの方が剛性が高く、それでいて先端の刃も標準のやつより切れ味が良いと思います。

まとめ

海外テーブルソーのチップソー(ブレード)

今回の2つのチップソー(ブレード)で切り比べをしてみましたが、いかがだったでしょうか?

自分でも購入した刃が想像以上に切断面が綺麗だったので驚いてます。

同じスキルソーを使っている人には、おすすめ出来るチップソー(ブレード)だと思うよ。

スキルソーの刃を交換する時に注意するべきことは下記記事を見て欲しい。

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