ちょっとした物を作る時に寸法を測ることがあると思うが直尺があると便利。
距離を測るだけじゃなく、真っ直ぐかどうかの確認する時にも使えるのがシンワの直尺。
直尺とは、シンワ測定株式会社では真っ直ぐなスケールのことを指すらしい。
なので僕らは普通に定規って呼べばいいと思う。
スケールでも測れるけど、スケールのように折れ曲がらない真っすぐな直尺が必要な場面も多い。
以前はシンワの直尺シルバーを使っていたんだけど、最近同じシンワ製品のアルミ製のアル助が使いやすくてお気に入り。
価格も1mが1000円ちょっとで買えるし、アルミ製なので非常に軽い!
僕はAmazonで1400円ぐらいで買ったけど、シンワオンラインショップだと1954円(税込)。
1400円ならめちゃコスパ良くないですか?
同じシンワの直尺は公式では4000円以上だったりする。
まさにDIYのための定規と言っても過言ではない気がする。(個人の感想です)
めちゃ使いやすいので紹介します。
使いやすいってのは他の物と比べて初めてわかるもんだったりするので比較してみよう。
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目次
シンワの直尺ステン
まずはシンワの直尺を見てみよう。
シンワの直尺シルバーは今まで良く使ってたんだけどアル助を手に入れてからは出番は少なくなった。
でも要所要所では使ってるよ。
ちなみにシンワの直尺には、直尺ステンと直尺シルバーがあるんだけど、どっちもステンレス製で目盛りも全く同じ。
何が違うのかと言うと、
- 直尺ステン(ステンレス生地のまま)
- 直尺シルバー(表面に艶消し加工をしてあり光の反射を抑えて目盛りが読みやすい)
だそうだ。
直尺ステンの方が価格は安いが目盛りの読みやすさに重きを置くのであれば直尺シルバーを選ぶ方がいいと思う。
シンワの直尺は上下に目盛りがあるのがいい。
向きを逆にしても寸法を取れるところがメリット。
定規を使って紙とかをカッターで切る場面とかもあるけど、自分は直尺を使わない。
カッターの定規にしていると段々削れちゃいそうで怖い。
直線精度は保ちたいんだ。
なのでカッターを使う時は目盛りもないステンレス定規を使ってた。
カッター専用として使っているので気兼ねなく使える。
測定に使うのはシンワの直尺で、カッターのガイドにするのはステンレス定規が今までの僕のやり方だった。
直尺シルバー(光の反射を抑え目盛りが見やすいやつ)の商品リンクを下に貼っておきますね。
シンワ測定 直尺シルバー1m→https://amzn.to/48TBE22
シンワ測定 直尺シルバー60cm→https://amzn.to/3OnE9BQ
シンワ測定 直尺シルバー30cm→https://amzn.to/42gASK9
シンワ測定のアル助
これがシンワのアル助。
見た感じ何が使いやすいかわらないよね。
デメリットは?
まず見てわかるように目盛りが片方にしかついてない。
そしてこのアル助は素材がアルミ製。
アルミは熱伝導率が高い金属でステンレスに比べると熱伝導率が5~10倍なんだってさ。(ネット調べ)
なのでアルミは熱膨張があるので精度がステンレスに比べると落ちる可能性があるっぽい。
つまりステンレスはアルミよりも硬いので精密な測定に向いてる感じ。
直尺の良さが際立って、ここまではアル助のいい所が全然ない。(笑)
メリット
アルミはステンレスよりも軽い。
どれぐらい軽いのか実際に測ってみた。
公平を期すために同じ1mmのものを使用。
まずは直尺の重さを測ってみるよ。
直尺の重さは約420g。
シンワさんの公式の仕様では425gとなっているのでほぼ合ってる。
続いてはアルミ製のアル助の重さを測ってみるよ。
アル助の重さは約170g。
直尺の重さとの差は255gもある。
驚きの半分以下の軽さだ!
軽さは取り回しの良さに直結する。
1回、2回、ならなんとも思わないけど使うたびに重いのは結構ストレス。
軽さは作業のストレスを軽減させてくれる。
写真ではわかりにくいけど、端っこを持った時、アル助に対して直尺は沈んでいるのがわかるかな?
ステンレスの重さがここでも影響しているね。
アル助はほぼ沈んでない。
目盛りがある方は線が引きやすいように薄くなっている。
目盛りがない方は少し厚くなっている。
カッターのガイドとして使う時にこの厚みが効果を発揮する。
カッターのガイドとして使う時、もし刃がガイドを乗り越えてしまったとしても危険防止壁があるので刃がそこで止まってくれる可能性がある。
こんな感じでカッターがガイドを乗り越えても次の壁の方がガイドより高くなっているので止まる可能性がある。
そもそもガイドに厚みがあるので乗り越えるってのはよっぽど使い方が悪いんじゃないかな。
アル助の裏には滑り止めとしてスポンジが貼ってあるのでズレにくい。
色々良く考えられているなぁって感心する。
アル助はDIYに本当にもってこいの定規だと思う。
アル助をまとめると
DIYでアル助をおすすめ出来る理由をまとめておく。
- めちゃ軽い
- 軽いのでタワミが少ないので使いやすい
- 目盛り側で測定できる
- 目盛り側は線が引きやすいように薄くできている
- 反対側でカッターのガイドとして利用できる
- 反対側は厚みがあるのでガイドとして安定する
- アルミなので錆びない
- 裏には滑り止めのスポンジがついている
- 価格が安い(1mで1000円ちょっと)
どう?DIYに最適な定規だと思いません?
デメリットは
- アルミは柔らかい
- 熱伝導率が高い(熱膨張がおこる)
- 目盛りが片側にしかついてない
本格的な木工では、アルミ定規で寸法を測るのは怖いかもだけど、気軽なDIYなら全然使えると思う。
てかDIYのための定規なんじゃんこれ。
自分はまだ1mのしか持ってないけど、60cm、30cm、も揃えたくなった。
商品リンクを下に貼っておくね。
アル助 1000MM →https://amzn.to/3HCT07l
アル助 600mm→https://amzn.to/3HFHecy
アル助 300mm→https://amzn.to/3ua2tjF
定規として使う
当たり前の使い方だが決してバカに出来ない。
なぜなら、身の回りにこれだけ信用できる真っすぐなものってのは以外とない。
特にノコギリなどで木材をカットする時などは、この線だけが頼りになる。
短い距離の真っすぐであれば身の回りにあるものでも真っすぐなものはあるかもしれない。
だけど1mや2mの長さで信用できる真っすぐなものは、ほぼない。
あまり大きなものを作る予定がないとしても1mぐらいの定規は持っておきたい。
木材が真っすぐかどうか確認する
この写真のように直定規の真っすぐが信用できれば、木材が真っすぐかどうかを確認するために使用できる。
箱物を作る際にも、真っ直ぐな部材を組み合わせたものが仕上がりになるので、部材単位で直線などは確認したい所。
ただし、多くの人はホームセンターなどで用意された木材を購入して作ると思うので、あまり関係がないかもしれない。
距離を測る
直尺定規はミリ単位で目盛りが振られているので、カットしたい長さを測ることもできるし、位置決めなどに必要になる。
コンベックスでもいいけど、コンベックスだとちょっとアバウトかな?と自分は思う。
どのくらいの精度で作りたいかは人それぞれだけど、コンベックスよりかは真っすぐでタワミがないので正確だと思ってる。
ただプロの木工家の人達は0.1mmの誤差の世界でやってたりする。
家具製作などでは1mの誤差を許容してしまうと、全体ではかなりのものとなるので1mmの誤差は大きすぎるって人がほとんどかと思う。
「形になってればいいよ」って人でも、プロ並みとは言わないまでも、なるべく誤差は少ないほうに越したことはない。
一歩上いくDIYを目指したいのであれば、結果的に誤差は出たとしても作る過程では誤差を1mm以内納める努力をすることが成長につながると思う。
15cmの直尺を持っておくと便利
15cmの短い直尺を持っておくと結構便利。
テーブルソーのフェンスと刃までの距離を測るのはいつもこれ。
自分は直尺はシンワを利用している。
ホームセンターでも売ってるってのもあるんだけど。
シンワじゃなきゃいけない理由もないけど、測るものに特化して製造している会社なんだよね。
測定道具は正確でなければいけない。
なので信頼できる物でなきゃね。
小さ目の直尺は価格的に安いので必ず持っておいたほうがいいと思う。
ルーターなどで溝を加工する時など、端材などを使って試し切りした時など溝の深さの確認などに使える。
もちろんノギスなどでも深さを測ることは出来るが、「そこまでの精度はいらない」って時など、でも大体を知りたい時に重宝する。
短い直定規は小さいので邪魔にならず取り回しがいい。
持っておいて損はない。
地味に便利
直接的な物づくりとは一見関係ない道具に思うけど、ちゃんとしたものを作りたいのであれば、組み立てる前の部材としてどれだけ真っすぐがが大事になってくる。
コンベックスと違ってタワミが出ないので、精度を求める時は直尺を自分は使っている。
木材カットをする前の墨付け(線)をする時でも、真っ直ぐな線が引ける。
なので信頼できる真っすぐな物ってのは地味だけど、あるととてもありがたい。
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