自動カンナの台を製作

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卓上自動カンナを置く台をDIY!使いやすい高さで作る。

自動カンナを購入してしばらくは使う時だけ作業台の上にのせて使っていたんだけど、そろそろ台を作りたいなぁって思って製作してみた。

DIYモデルの卓上自動カンナとは言え、かなり重い。。

かと言って床に置いて使うのも使いずらいので台が必要だなって思い立った。

自動カンナについては下記記事を読んで欲しい。

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簡単な図面を作ってみる

自分的には、物を作る時は何を大事にするのかを考える。

  • 自動カンナが使いやすい高さ
  • 自動カンナをちゃんと置ける天板のスペース
  • 台の下には集塵機を置けるようにしたいから、そのスペースの確保

最優先事項は自動カンナの台なんだから、自動カンナが使いやすい高さってことになる。

自動カンナの台寸法

外寸は高さ680mm、幅608mm、奥行506mmで作ることにした。

キリの悪い寸法に感じるが、カット寸法をキリのいい寸法にした結果だよ。

ツーバイフォー材は厚み38mm、幅89mmだからね。

幅と奥行きが、ちゃんと自動カンナを乗せられる寸法にした。

高さに関しては、キャスターが付くので実際には720mmぐらいになる。

自動カンナを使うのに、これぐらいが丁度いいかなぁって思ってそうした。

高さに関しては使う人の身長とかで使いやすい高さって変わると思うから、自分にとってはこれぐらいかな?って感じで結構適当だ。

台の中のスペースは、幅430mm、高さ554mmで集塵機が入るスペースがあることを確認。

台の正面図と側面図

SPFのツーバイフォー材は規格で木材の幅と厚みが決まっているから、カット寸法だけわかれば作れる。

  • 縦向きで使う材が、650mmが4本
  • 横向きで使う材、430mmが8本

なのでツーバイフォー材1800mmが4本あれば作れる。

天板と底板寸法

天板は幅608mmで奥行506mmで厚み30mmのメルクシパイン材を使用。

底板を作らないと集塵機が入れられないので底板はランバーコア材20mmを使用。

材料はSPF材

ホームセンターで必要な本数分購入してきて必要な大きさにカットしていく。

カット方法は、丸鋸とかスライド丸鋸があると便利だよね。

SPF材切断画像

切断した後が少しササクレてるけど面を取れば綺麗になる。

SPFはサイズの規格で

  • ツーバイ材
  • ワンバイ材

と呼ばれている。

今回使用したのは「ツーバイ材」でツーバイフォーを使用している。

大体ホームセンターで大量に売られているのは、ツーバイフォーとワンバイフォーだと思う。

作業台に使うならツーバイフォーの方が厚みがあり丈夫に作れる。

接合方法はボンドとダボ

接合方法はどうしようか考えたんだけど、作品ではなく自分で使う作業台だから全部ビスでいいと思ったんだけど「ダボ」でやってみることにした。

ネットで見かけた治具を見よう見まねで作ってみたから使って見たかったってのもある。

ダボ治具を使って穴をあけるところ

治具はSPFの厚みと幅に合うように作ってある。

もちろん私が考えた治具ではない。

8mmのスペーサーがガイドの役目をしてくれて真っすぐな穴あけ、治具の幅がSPFの厚みと同じになっていることでダボ位置も決められる。

最大で4つの穴をあけることも出来るし、両端だけの2つだけ穴をあけるってこともできる。

強度が欲しい場面とかでダボの本数が変えられる。

この治具は自動カンナや手押しカンナなどをかけると寸法が変わるから使うことは出来ない。

あくまでホームセンターで購入したままの状態で作らなければダメってことになる。

(治具を合わせる基準を間違わなければ、均等な穴にはならなかもしれないが、使えなくもない)

そのままのSPF専用の治具ってことになる。

作業場には道具を置く棚とか台とかが必要になる。

工具や道具が増えるたびに収納するものが必要になるからね。

そんな時に、ホームセンターで安価で売っている「SPF材」はうってつけだと思う。

気楽に使える材料だけど、本格的な家具の木材としては向いていない。

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ダボの接合

ダボ穴にボンドを入れてるところ

ダボ穴にボンドを入れてジョイントしていく。

ダボでジョイントするところ

反対側もボンドを入れてダボで接合していく。

作業台組み立てているところ

ダボの接合は穴あけが大変だけど、組む時はダボを穴に入れていくだけだから組み立ては楽だ。

自作の治具の精度もよく、木材がスポスポ入っていくのは「快感!」。

楽しい作業のひと時だ。

ハタガネで圧着

ハタガネで圧着している所

組上がったらハタガネでしっかり締めて圧着させる。

この圧着するかしないかで、かなり強度は変わると思うよ。

写真ではハタガネを直に木材にかけてるけど、ちゃんとした作品には当て木を挟まないと傷がつくから気をつけて。

これは作業場で使う題だから直でかけてる。

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台の天板

メルクシパインの写真

メルクシパインはホームセンターにいけばからなず売ってる。

厚さ3cmの強度はかなりだと思う。

実際には天板はキッチリした寸法でカットしてない5mmぐらい大きめにカットした。

ピッタリに作ろうとしてカットが曲がったりすると逆にカッコ悪いから少し大き目にしたんだよね。

天板はビスを打って取り付けて、ビス穴はダボで隠した。

キャスターをつける

台にキャスターをつけているところ

自動カンナを使わない時には隅に移動できるようにキャスターを取り付けた。

キャスターは新品のものではなく、前に作業台として使っていたキャスターを取りはずして付けた。(使いまわし)

自動カンナの台、製作風景

天板も取り付けキャスターも取り付けたので、後は集塵機が入れるように底板を取り付ければ完成だ。

ボンドとダボだけじゃ心配だからビスも打とうと思ったんだけど、かなりしっかりしてて壊れる気がしないのでそのまま。

自動カンナを台にボルトで取り付け

卓上自動カンナを使っている時に振動で台から落ちたら大変だ。

ケガをするかもしれないし、自動カンナが壊れてしまう可能性がある。(壊れたら泣く)

自動カンナを台にボルト固定

なので台にボルトで固定した。

これで台から落ちることはないな。

台の下に集塵機を収納

集塵機を入れたら中のスペースも丁度よかったようだ。

木屑を捨てる時に取り出しやすい。

自動カンナの台完成写真

自動カンナの台が完成した!

これで、自動カンナを作業台の上にいちいち上げる必要がなくなったよぉ。

マジで重いから。

写真で使ってるのは、「スポークシェーブ自動カンナ」って言うんだけど、同じ機種を購入してデジタルスケールの設定がわからないって人は下記記事を読んで欲しい。

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参考「自動カンナ(プレーナー)」、マキタと迷ったけど選んだのは「スポークシェーブ」!

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