作業用テーブル自作写真

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作業用テーブル(引き出し付き)をSPF材でつくる【木工DIY】

木工作業をする時に作業台(テーブル)がないと作業がしずらい。

DIYヤーのみなさんはどんな作業テーブルを使っているのだろうか?

ネットなんかで見ていると、クランプをかけられる穴があいていたり、テーブルの端に木材が挟めるバイスなんかを設置したりと素晴らしい作業テーブルを見かける。

多機能なテーブルを作ろうとすると手が進まないので、自分が最低限必要なものだけ付けるように作ってみることにした。

最低限必要なこと

  • テーブルの端が出っ張ってクランプで挟めること
  • 引き出しをつけて計測する道具などを収納したい
  • テーブルの下に棚をつけて収納できるようにしたい
  • 簡単に動かないように、ある程度の重さにしたい

この4点に絞って考えた。

きっと使っているうちに、「あぁここでバイスで挟めればなぁ」とかはきっと出来てくるが、最初から自分の要求をすべて叶えようとしてもきっと無理だから、自分のスキルに合わせて変化させたり作り直せばいいと思う。

テーブルの材料選び

作業用テーブルって言うと小学生とか中学生の時の図工室や技術室を思い出す。

当時は何気なく使っていたが現在同じものを買おうとしたらDIYレベルで使うにはとても高額な買い物になるだろう。

まぁ置く場所もないけどね。

今回作るのは気軽に使える作業用テーブルだ。

SPF材をカットした様子

作業台はなるべく金額を抑えて作りたいってのがあったので、当初からホームセンターに売っているSPF材のツーバイフォーで作ることにした。

SPF材のツーバイフォー材1820mmを必要本数買ってきて、必要な長さにカットした。

SPF材については下記記事を読んで欲しい。

ツーバイフォーとワンバイフォー解説
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ランバーコア材

骨格部分はSPF材を使うとして天板はどうしようか少し悩んだけど、ある程度平面が出ていて狂いにくく安価なものならなんでも良かったので、ランバーコア材の24mmを使うことにした。

材料の時点で平面は出ているから、これをSPF材で作る骨組みに乗せて使おうと思う。

厳密な平面は出ないかもだけど、今回作るのはある程度で十分と考えている。

組み立てはビスを使う

強度のことを考えるとホゾで作るのがいいと思うのだけど、作りたいものはもっと他にあるので時間の短縮でボンドとビスを使用して作ることにした。

SPF材にツーバイフォー定規を当てているところ

SPF材にビスを打っていくんだけど、適当に打つってのも以外と迷ったりするんだけど、「ツーバイフォー定規」があるとビスを打つ箇所に簡単に印し(墨付け)ができる。

ツーバイフォー定規でビスを打つ場所に印し

定規には穴が開いていて、そこに鉛筆やシャーペンで印しをするとビスを打つのに迷わなくて済む。

組み立て

天板を取り付ける場所の平面だし

ビスを打っていって骨格が出来上がったんだけど、ちょっと失敗した。

SPF材をそのまま使ったから天板を乗せる部分の平面が出ていなかった。

天板に接触する部材だけ手押しカンナで平面を出し、プレーナーをかけるべきだったと思う。

組んでしまってからあれこれ考えても仕方ないからカンナで削って平面を出すことにした。

ランバーコアの表面は薄い突板べニアになってるから削って平面を出すことが出来ない為、骨組部分で平面を出すしかない。

便利な機械があるにもかかわらず、いい汗をかいてしまった。。。

手押しカンナについては下記記事を読んで欲しい。

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天板の取り付け

作業テーブルのクランプ使用できるスペースの紹介

取り付けやすいようにひっくり返して天板を取り付ける。

天板のランバーコアが骨組みより出っ張っているので、クランプが挟めるスペースがある。

天板を取り付けるコーナー金具

テーブルの上からビスで取り付けてもよかったんだけど、テーブル天板がボロボロになったらすぐに取り外して新しいランバーコアに取り替えられるようにしたかったので、裏からコーナー金具で止めることにした。

天板を木ネジで取り付け

コーナー金具を木ネジで止めていく。

天板が貫通しないように短い木ネジを使っているから天板が取れないようにコーナー金具は多めに付けた。

木ネジを止める時はセンタードリル下穴あけが便利だ。

今回の場合は天板を取りつけるだけだからズレてもあまり関係ないが蝶番などの取り付けの時は、これなしではつけたくないって思うほどの道具。

自分の使っているのとは違うけど、評判の高い「スターエムセンター1発」が使い勝手がいいと思う。

センター一発もサイズが各種あるので使うビスの大きさで選ぶといいんじゃないかな。

下穴錐については下記記事を読んで欲しい。

下穴錐
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棚板の取り付け

作業台に棚を取り付けたところ

テーブルの下には棚板を取り付けた。

棚があることで道具などを置けるスペースを確保できた。

この棚をつけたことで作業用テーブル全体の重量も出たので付けてよかった。

もうちょとやそっとじゃ動かない。

SPF材のツーバーフォー材は「38mm×89mm」角の材なのでしっかりした作業用テーブルになったと思う。

引き出しの取り付け

作業用テーブルの引き出しの中

作業用テーブルは作業をする台なのでテーブルの上は道具で散らかりがち、大きい引き出しがあれば、すぐにしまえるので便利だ。

引き出しに収納することでホコリなども被らないので清潔さを保てるのもメリット。

引き出し取っ手

引き出しを引きだせるようにホームセンターで売っていたステンレス取っ手をつけて完成。

作業用テーブル完成

作業用テーブル完成写真

天板にクランプが挟めること、引き出しをつけること、下に収納スペースを作ること、重量を持たせたい。

自分が必要な要素は一応全部とりいれて作ってみた。

天板サイズが915mm×1830mmで広いから作業もしやすくなると思う。

できれば材料を挟めるバイスが作れたらもっとよかったけど、必要に迫られたら作ろうと思う。

この作業用テーブルで、どんな物が作れるか自分でも楽しみだ。

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