DIYで木工機械を使う人が気を付けなければいけないのが騒音から耳(鼓膜)を守ることだと思う。
手鋸で切るだけなら問題ないけど、木工機械の中には音が大きく不快に感じるものもある。
木工DIYは創造的で楽しい活動だけど、その一方で木材の切削や研磨、機械の運転音は、耳にとって負担となることがある。
特に長時間作業をする場合、耳の保護対策が欠かせない。
聴力は悪くしてしまうと中々元に戻らない。
そこで、木工機械の騒音から耳を守るために重要なアイテム、それがイヤーマフ。
イヤーマフは耳を覆い、外部の騒音を遮断する役割を果たしてくれて、木工DIYの際には、イヤーマフの効果的な活用が、安全で快適な作業環境を実現するために不可欠。
この記事では、木工機械の騒音から耳を守るイヤーマフについての解説をしようと思う。
適切なイヤーマフの選び方や使い方、そのメリットについてご紹介。
さらに、おすすめのイヤーマフ製品も取り上げ、快適な木工DIY体験をサポートする情報を提供できればと思います。
それでは、木工機械の騒音による耳への影響から自分を守り、安心して創造的なDIYに取り組んでいこう。
イヤーマフの重要性と効果を知り、快適な作業環境を手に入れるべし。
人間が不快に感じる騒音レベル
そもそも人間の耳は何を持って騒音と判断するんだろうか?
騒音は、一般的には不快な、不規則で不自然な音を指すと言われているみたいだ。
解釈は人それぞれだったり、文化の違いなんかもあるかもしれないけど、一般的にはこんな定義っぽい。
その騒音も小さければ気にならないが、どのぐらいの音から不快と感じるんだろうか?
実は騒音レベルは単位で表せて「db(デジベル)」で表記される。
私自身は騒音について詳しくないのでネットで調べた所以下のような感じ。
一般的に、人間の耳は70デシベルから80デシベル以上の音量が不快に感じられる場合があります。
これは個人差もありますが、大まかな目安として使われる範囲です。
ただし、音の種類や周囲の状況によっても感じ方は異なるため、注意が必要です。
また、聴覚に対する感度は個人によって異なるため、一概には言えません。
耳を保護するためには、長時間にわたる高い音量や騒音にさらされないように配慮することが重要です。
つまり70デジベルを超えると人は不快な騒音と捉える。
自分の持っている100Vの木工機械の中でも、「自動カンナ、手押しカンナ、テーブルソー」などが特に音が大きいと感じている。
やっぱこれらの機械を使う時は音が大きいので、スイッチを入れる時に身構えてしまうくらいだ。
イヤーマフをするようになってからは身構えることはなくなった気がする。
自分的には、機械音は最悪でも70db~80dbぐらいまでとしたいと考えている。
100db以上の音を長時間聞く環境化は耳だけじゃなく身体に悪影響が出ると思うので危険な状態だ。
無音になる訳じゃない
イヤーマフをしたら完全無音になるんじゃないかって思う人もいるかもだけど、正確には音を和らげるってのが正しいかもしれない。
そもそも、木工機械を使っている時に無音は危ない。
人間は目に見えること危険察知の他に、音によって危険を察知している側面もあるから。
もし、イヤーマフをして完全な無音になってしまったら、機械音による恐怖が薄れてしまうかもしれないよね。
恐怖が薄れてしまうと、普段しないような行動をしてしまうかもしれない可能性もあるのですよ。
「音が聞こえてたら怖くて、そんな使い方絶対できなかった!」なんてこともある。
なのでイヤーマフは、不快に思う騒音レベルから騒音レベルを落として耳を守ってくれる物って思った方がいいと思う。
イヤーマフの遮音性能をチェックする場合はNRR値と表記されていることが多い。
「NRR 30db」と表記されていれば、木工機械が90dbであった場合「90dbー30db=60db」となり、騒音レベルを下げてくれる。
もちろん「NRR値」の数字が高いほど遮音性が高いと言える。
自分の使っているイヤーマフは話し声とかもうっすら聞こえる。
長時間の使用も良くない
騒音から耳を守ってくれるイヤーマフだけど、ずっと付けっぱなしってのも良くない気がする。
耳に密着して使用するので、騒音を軽減するためなのでしょうがないと思うのだけど、かなりの圧が耳にかかる。
圧迫されるので、長時間つけていると耳が痛くなる。
音の大きな機械を使用する時にピンポイントで使うのが基本。
耳への締め付け(圧迫)はメーカーによっても違うんじゃないかな?
ただ、防音のためにするので、ある程度の圧迫はどのメーカーのものである気がする。
おすすめ
DIYで使う木工機械で使用するぐらいであれば、基本なんでもいいと思う。
つけ心地とか使用感とか上を見たらキリがない。
機械を使う時のピンポイントであれば、あまりこだわらなくてもいいと思うんだけどな?
まぁ予算があれば価格を気にせず買ってもいいと思うけどね。
3M 防音 イヤーマフ JIS適合品 PELTOR ネックバンド式 H6B/V
イヤーマフは、どういうわけか「3M」ってメーカーが有名だよね。
頭の上にバンドがくるのが嫌って人はネックバンド式を選ぶとバンドが耳の後ろ後頭部の方に回るので、頭の上がスッキリしていいかも。
レビューでも、とても軽いと好評みたいだ。
セフティー3 防音用 イヤーマフ 遮音 ヘッドフォン ヘッドホーン フリーサイズ KB-22
最安値で選ぶならこれかな?
自分はこれ使ってる。
2年ぐらい使っているが、これと言って問題なく使えてるよ。
最初の内は、耳への圧迫が少し気になったけど、慣れてしまったら気にならなくなった。
値段的にもコスパはいいと思う。
木工機械を使う時だけのピンポイントな使用なので重宝してる。
まとめ
さて、今回の記事をまとめるとしよう。
- 音の大きい木工機械を使う時はイヤーマフをして耳を保護した方がいい
- 木工機械を使う時だけイヤーマフをして終わったら外そう
- イヤーマフは無音になる訳じゃない
- 購入する時は「NRR値(遮音性)」を見て判断しよう
- メーカーによっても違うが使用時、耳への圧迫はある
- DIYで使用するぐらいなら安物でも十分だと思う
耳への保護って意味もあるけど、イヤーマフをしてるとDIYをやってる感も出てカッコいいってのも自分的にはあるけどね。(笑)
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