プラスビット

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【電動ドライバーに使用する】プラスビットの種類と使い方

電動ドライバーは、先っちょを交換するだけで様々なビットを取り付けることができる。

そんな中、今回は「プラス」のビットに焦点を絞ってみたいと思う。

そう言えば、ホームセンターで売ってるビスってプラスのビスやネジが多くない?

時代の主流はプラスってことなんでしょうね。

電動ドライバーの先端にマイナスはハメずらいもんね。

でもマイナスのネジを使う場面だってある。

自分の知ってる限りでは、水回りとかに使うネジはマイナスが多いと思う。

マイナスって一本溝だから、水がかかっても溜まらないで流れやすい。

汚れやホコリなども溜まりにくい性質があるんだってさ。

例えば土の中にネジが埋まってて、それをそのまま使おうとすると土が邪魔してビットが奥まで入らないよね。

メンテナンスで定期的に取り外さなければいけないものもマイナスの方が適しているかも。

ただ、そう言った特殊な状況でなければ、プラスが主流だ。

マイナスの話はさておき、今回はプラスの話ね

自分はインパクトドライバーを使用しているので、インパクトのプラスビットで説明するよ。

プラスビットのサイズ

ビットサイズ

写真は、右が1番で左が2番。

一番大きいのは3番。

プラスビットのサイズは

  • 0番
  • 1番
  • 2番
  • 3番

DIY的には、これだけ覚えておけばいいと思う。

一般的には、+1、+2、とか表示されてるような気がする。

サイズによって先端の形状が違う。

1番は先まで尖っているが、2番は先端が少し平になってる。

どのサイズを一番使うかと言うと、1番と2番。

まず0番とか3番は使わない。

大き目の工作物の接合などは2番を使って、家具の蝶番とか金具類には1番とかが多い。

ただ、ネジが小さいから1番だとは限らない。

ネジが小さいのに2番なんてこともあるから気をつけよう。

プラスビット

ビスやネジのサイズがわからないって時は、1番か2番をとりあえず入れてみよう。

ちゃんと合うサイズのビットを入れれば、しっかり頭がハマるからわかると思う。

2番なのに、1番を入れると先が尖ってるからビスの奥に先端が当たって奥まで入らない。

合わないビスやネジを使うとネジ山が壊れて入れることも抜くことも出来なくなってしまう。

ネジ山が壊れて滑る(なめる)とも言ったりするよね。

ビットも削れてしまうので、ビットの消耗も早くなっちゃう。

プラスビットはずっと使える?

残念ながらビットは消耗品だ。

丸鋸の刃、トリマーの刃、ノコギリの刃、刃物は使えばからなず消耗してきれなくなる。

インパクトにつけるプラスビットも同じこと。

電動ドライバーの先端には負荷がかかる。

少しづつだけど、プラスドリルの尖端は削れてしまう。

ただ、プラスビットは価格が高いものではないのでビットのサイズは合ってるのにビスから外れてしまうなんてことが多くなったら、新しいものにした方がいいと思う。

10本入りで2500円もしないで買えるものもあるはず。

一本あたり200円ちょっとだ。

プラスビットの種類

長さや形状など何種類かのプラスビットがある。

ビットを購入する時の参考になればと思う。

特別こだわったメーカーのビットではなく、DIY初心者が揃えやすいものを紹介しようと思う。

片頭ビット

プラスビットの片頭ビットを探したけど、持ってなかった。

片頭ビットってよく考えたら、自分は使ったことないかもしれない。

片頭っって名前からしてわかると思うけど、片側しか使用できないビットのことだよ。

プラスビットは片頭ってあまり使わないけど、ソケットビットなんかは片方しか使えないから片頭だよね。

難しく考えず、片方しか使いないのが片頭ビットって覚えておくといいと思う。

両頭ビット

両頭ビット

両頭ビットは、両方の頭がプラスビットになっていて、片方が使用できなくなっても、もう片方が使える。

もっともオーソドックスなビットじゃないかな。

ホームセンターとかにあるのも、このタイプが多い気がする。

これ片方が+1で反対が+2になってる。

一つで+1と+2のビスのプラス溝に使用することが出来るので便利かも。

トーションビット

トーションビット

トーションビットは軸にクビレをもたせた形状なんだってさ。

調べて初めてそういう名前だったことを知った。

クビレをつくったことで過剰な衝撃を和らげてくれるんだって。

自分はあまりビットの形状について深く考えて使ってなかったんだよね。

その形状に意味があることさえ知らなかったよ。

知らなかったけど、このタイプを気に入って一番良く使ってる。

スリムビット

スリムビット

スリムビットは先端が細くて見やすくなっている。

先端が細いからビスにビットをハメる時に見やすい気がする。

自分は欠けたことがないけど、先端が細くなっていないビットに比べると先端が欠けやすいらしい。

ビス穴に入れやすく作業性は良くなるが、欠けやすいデメリットもあるってことかもしれない。

ただ、片方ががっつり欠けちゃったのをインパクトに差し込むと取れなくなることがあるから注意だよ。

でも、細ビスや小さいビスなんかに自分は重宝するので、よく使うビットだ。

段付ビット

段付きビット

段付ビットはスリムビットよりも軸が細いから、狭かったり深かったりするような場所に使える。

何か特別な状況下でない場合では、自分はあまり使わない。

木工作業と言うよりも、機械など配線が邪魔だったりネジが奥にあるような時に便利。

プラスビットの長さについて

ビス打ち

普段は長めのビットの方が使いやすい場面も多いと思うど、組み上げてる最中にビスを打つとき、長いビットだと打ちにくいことがある。

ビス打ち

そんな時は短いビットに変えるとビスが打てたりするから、長いビットと短いビットを持っていたほうがいいと思う。

ビスを打つ時のコツ

ビスとビット

ビスを打つ時は最初にビスにプラスのビットの尖端を入れてから木材に打つ方がいい。

ビス打ち

ビスにビットを入れた状態でビスが外れないようにビスの頭近くをソッと押える。

木材のビスを打つ場所まで持っていけば打ちやすい。

ビス打ち

ビスを打つ時はもう片方の手で材をしっかり押さえよう。

作業って言うのは、一つのことに集中できるようにした方が効率がいいし、安全だ。

最初にビスにビットを差し込むことで、木材にビスを打つってことに集中できる。

必ずしもこう打たなきゃダメってことってことじゃなく、何の制限もないような状態ならこうやって打つってこと。

作業の中には、基本を無視することだってあるけど、普通の作業に戻ったら基本に立ち返る。

その基本がしっかりしてない人ほど怪我が多かったりするよ。

カムアウトについて

ナニソレDIY YouTubeチャンネル→https://www.youtube.com/@user-sy5nl7ks9j/featured

DIYに役に立つ動画をアップしていくのでチャンネル登録してくれるとうれしい。

ビスを打った経験がある人なら知ってる人も多いはず。

回転させてる途中でビスからビットが外れてしまう現象のこと。

ビスを打つ時は回転しながら木材に進行していくわけだけど、カムアウトが起こると勢いそのままに木材をビットの先で傷つけてしまい悲しいことになるのだ。

木材だけじゃなく、ビスからビットが外れる時にビットが摩耗する。

ビットの寿命も短くする可能性がある。

でも、プラスビットなんて有名ブランドのものを使わなければ、それほど高いものではないので苦にはならいとは思う。

やはり、工作物を傷つけてしまうことの方が悲しい。

傷つけた箇所は、誤魔化すか作り直すしかないわけだけど、どちらにしても手間がかかる。

そもそもカムアウトしなければ、そんな手間は必要なかったはずだから。

ビットの商品の中には、カムアウト防止などと書かれたものもあるから、心配ならそういう商品の方がいいかもしれない。

DIYを楽しむためにも、悲しい現象はなるべくないにこしたことはない。

下穴錐や木工用ドリルについては下記記事を読んで欲しい。

木工ドリルの種類と使い分け
参考木材に穴をあけるドリルの種類!違いと使い分け。

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下穴錐
参考下穴錐(したあなきり)の種類と木材に下穴をあける理由

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