DIYを始めたいけれど、どんな「のこぎり」を選べばいいのかわからない…。そんな経験、ありません?
特に「ノコギリ」と聞くと、木を切るための単純な道具と思いがちだけど、実は用途や素材に応じてさまざまな種類があるんですよね。
初心者の財布に優しい価格や、プロ用で1本1万円を超えるノコギリまで選択肢は豊富!
使いやすいノコギリを選ぶことで、作業効率がグンとアップし、仕上がりにも大きな差が出ます。
この記事では、DIYで使うのにぴったりなノコギリ、厳選した1本をご紹介。
初心者でも失敗しない選び方のコツや、具体的なおすすめ製品も取り上げます。
DIYの第一歩を快適に踏み出したい方、ぜひ最後までチェックしてみてください!
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目次
初めてノコギリを買う時は誰でも迷う
木工を長くしている人ならすでに使いやすいノコギリをわかってます。
その使いやすさってのは人それぞれなんだけど、色々使っているうち「これ!」ってのがあると思うんだよね。
だけどDIY初心者で「ノコギリを初めて買う。」って時は以外と頭を悩ませると思う。
ノコギリって言っても
- 片刃鋸(縦挽き専用・横挽き専用)
- 両刃鋸(縦挽き横挽き)
- 胴付き鋸
ノコギリのタイプとしては大体この3種類。
その他にもノコギリ別に
- 横挽き用
- 縦挽き用
- 縦挽き横挽き兼用
- 刃長(刃の部分の長さ)
- 板厚
- ピッチ(刃の間隔)
- 「あさり有」、「あさり無」
などがある。
どう?わけわかんないでしょ。笑
でも安心して、初心者でも使いやすい1本をこの後に紹介するからね。
まず、僕は使うタイプのノコギリから話すとします。
両刃鋸は片方が横挽き、反対が縦挽き、と、一つで二つの用途があるので便利なように感じるが、僕はあまり使わない。
プロが使うような価格が高いやつなら使いやすいのかもしれないが、僕が持っているのはホームセンターで買ったやつで、いまいち使いずらい。
そもそも僕は電動工具がある程度充実しているので、縦挽きをあまり使わない。
なので横挽き特化で使いやすい方がいいので、両刃鋸よりも片刃で横挽きで使いやすいのが他にあるから僕はあまり両刃鋸は使用していない、あくまで僕はね。
ノコギリの種類については下記記事を見て欲しい。
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オススメの1本 ゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mm
僕が気に入って良く使うノコギリがこれ!
ゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mmってやつ。
刃が大きくピッチの粗いノコギリで切ろうとすると、最初の切り初めで刃が大きいので、うまく木材に刃が入らず、無理矢理鋸を挽くと刃が左右にブレてしまう。
その結果、切り初めの部分がガサガサになってしまうことが多々ある。
ノコギリを使うたびにこんな感じになってしまうと、「あれ?私ノコギリ使うのヘタなのかな?」なんて思ってしまう。
苦手意識があると人は作業が楽しくなくなるので、徐々にDIYから足が遠のいていく。
でも断言しよう。それは使い方がヘタなんじゃなく、ノコギリのせい!(そういうことにしておこう)
僕は1本何万もするノコギリを使ったことはないけど、ホームセンターで売ってるようなノコギリは色々使ってきた。
だけど、切り進んでいくと途中で鋸が詰まって動かなくなったり、そこまでいかなくても何か引っかかるような感じになる時がある。(僕だけかな?)
だけど、ゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mmは途中で引っかかる感じも少なく、最後まで鋸を挽けるイメージ。
このノコギリを使ってからは、手鋸はほぼこれしか使ってないんだよね。
それぐらい使いやすい。
ゼットソー8寸目のスペック
ゼットソー 8寸目 ハードインパルスのスペック
- 仕様:横挽き
- 刃渡り:250mm
- 板厚:0.50mm
- ピッチ:1.40mm
- 切り幅:0.66mm
これがこのノコギリのスペック。
仕様は横挽き
横挽き用ってのは木の繊維を直交するように切るノコギリのこと。
横挽き専用の刃の方が兼用よりも使いやすい気がする。
ちなみに縦挽きってのは木目に沿うように切ること。
今回紹介しているゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mmは横挽き用だけど、縦挽き出来ないのか?っていうとそうでもない。
普通に切れる。
縦挽き専用のノコギリの方が切断スピードは劣るとは思うけどね。
そもそも僕は縦挽きは電動工具に任せるので、あまり手鋸を使って縦挽きとかはしない。
刃渡り
このゼットソー8寸目の刃渡り(刃長)は250mm。
この刃渡りの幅が狭いと、ノコギリを引く範囲が少ないので引いては戻してを何回も何回も繰り返すことになる。
刃渡りが長いと一度で長くノコギリを引くことが出来るので、一回で切れる量が多くなるが取り回しが悪くなるし、その長い刃渡りを安定させるために板厚がその分厚くなるのが普通だと思う。
分厚い木材を切るのであれば大きいノコギリの方がいいと思うけど、一般的な木工DIYではあまり必要ないんじゃないかな。
そういう意味でも刃渡り250mmってのは丁度いいように感じる。
板厚
ゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mmの板厚は0.50mm。
実際デジタルノギスで測ってみたけどメーカー発表と同じだった。
この板厚が薄いとペラペラなのでノコギリが安定しない。
おそらくノコギリの中でも厚すぎず薄すぎずって感じだと思う。
ちなみに片刃のノコギリの背中が金具で補強されているノコギリを胴付きノコって言うんだけど、画像の赤丸を見て欲しい。
ノコギリで少し切った箇所の切り幅が狭いのがわかるでしょうか?
これは板厚がそれだけ薄いってことなんだよね。
でも、薄くなるとペラペラでノコギリとして使いずらい。
なので背中を金具で補強することで、薄い板厚でも安定して切ることができるって訳だ。
胴付き鋸は刃のピッチが細かいものが多く、板厚も薄く、刃が細かいおかげで、木材の切り初めがとてもスムース。
繊細な加工をしたい時に約に立つんだけど、初めて買うノコギリとしてはおすすめしない。
写真を見てわかるようにノコギリの背中は金具で補強してあるので出っ張ってるので、厚い材を切ろうとすると、その金具が邪魔でそれ以上は切れない。
まぁ届かない所はひっくり返して切るとかすれば大丈夫だけど、あまりそういう使い方はしないかな。
金具までは結構な幅があるように見えるが、ノコギリって斜めにして使うことが多いので以外とすぐに金具に当たってしまう。
使い方も限定されるので、初めて使う、もしくは買うノコギリとしては、いかがなものかと思う。
ピッチ
ゼットソー8寸目の刃のピッチは1.40mm。
ピッチってのは刃の先端から次の刃までの幅を表す。
ゼットソー8寸目のノコギリが使いやすいのは、この刃の大きさとピッチにあるんじゃないかと思う。
先ほどの胴付き鋸に比べるとピッチは少し広いかもしれないが、切り初めも結構スムースにいく。
これもピッチが細か過ぎず粗過ぎずじゃないかと思う。
厚みのない木材から、ある程度の厚みの木材までをカバーできると思う。
ツーバイフォー材なんかも普通に切ることが出来る。(手鋸なんで、それなりに時間はかかるけども)
ハードインパルス処理って何やねん
ゼットソー8寸目にハードインパルスって明記されていて、わからないので調べました。
これはゼットソーの表面処理のことを言うんだそうです。
ハードインパルス処理
鋼を一瞬衝撃的に加熱した後、急速に冷却すると非常に硬い組織が得られるんだそうです。
その結果、しなやかで耐久性に優れ切れ味が長持ちするみたいです。
弱点は、のこぎりガイドで補う
ゼットソー8寸目には、胴付き鋸のように背中に金具の補強がないので左右に曲がる。
なので、そのまま使うとノコギリがブレて真っすぐ切ることが難しい。
だけど、その弱点は、のこぎりガイドを使って切ることで解消される。
今回紹介しているゼットソー8寸目は「あさり」があるので、アサリでガイドを傷つけなくないならライフソーを使うとガイドを痛めないのでオススメ。
その代わり刃渡りが短いので、厚めの木材を切る時はちょっとシンドイ。
のこぎりガイドを自作については下記記事を見て欲しい。
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まとめ
今回は僕が気に入って使っているゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mmを紹介しました。
ホームセンターで売っているノコギリを色々使った結果、自分的にはこれが一番使いやすかったです。
使いやすさって個人差もあるので一概には言えないのだけど、Amazonとかのレビューも結構いいので一般的にも使いやすいのだと思う。
一般的な木工DIYなら、ノコギリ選びに迷っているのならゼット販売 Z ゼットソー(8寸目) 250mmを試しに使ってみてはいかがでしょうか?
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