端材で作る簡単なプッシュスティック(押し棒)

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端材を使って簡単に作るテーブルソー用プッシュスティック(押し棒)

テーブルソーを使うときに、安全に作業を進めるための必須アイテムとしてプッシュスティックがあります。

でも、プッシュスティックを市販で購入しようとすると、意外に高価だったりするんよねぇ。

そこで思い立ったのが、自宅にある端材を使って、間違って切ってしまっても問題ない気らくに使えるプッシュスティックを手作りすることでした。

先日、作業部屋を整理していると、合板やベニヤ板の端材が出てきた。

それらを見て、「これを有効活用できないかな?」と考え、テーブルソー用のプッシュスティックを作ることにしました。

この記事では、その制作過程を詳しく紹介します。

DIYが初めての方でも安心して作れるように、必要な材料や道具、作り方のステップを丁寧に解説していきます。

まぁ、テーブルソーのプッシュスティックを作ろうって人はテーブルソーがあると思うので、初心者ではないと思うけどね。(笑)

プッシュスティックを自分で作ることで、作業の安全性が向上するだけでなく、端材を有効に活用できるという一石二鳥のメリットもある。

ぜひ、この記事を参考にして、自分だけのプッシュスティックを作ってみてね。

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プッシュスティック(押し棒)とは

プッシュスティック

プッシュスティック(push stick)は、テーブルソーなどの木工機械で安全に作業を行うための道具。

いわゆる押し棒。

主な用途と使い方は以下の通り

安全確保

  • プッシュスティックを使うことで、手を刃から安全に遠ざけることができる。作業中の怪我が大幅に減ると思うよ!

精密なカット

  • 細かい作業や狭いスペースでの切断作業において、材料をしっかりと押さえながら正確なカットを行える。特に複雑なカットや細かい部分の作業において、その効果を発揮。

材料の制御

  • 薄い板や小さな部品をカットする際、材料が跳ねたり動いたりするのを防ぎ、安定した操作を可能にする。

プッシュスティック(押し棒)を作る理由

プッシュスティック

テーブルソーを買うと大体付属でプッシュスティックがついてる。

なのに、あえて作るのはなぜか?

「テーブルソーをもらったけどプッシュスティックがない」とか「プッシュスティックを紛失してしまった」とか「プッシュスティックを材を押している時に切ってしまった」などが考えられる。

たとえプッシュスティックがすでにあったとしても必要になる場面がある。

フェンスと刃の間が広い場合は安心して材を送ることが出来るんだけど、プッシュスティックの厚みギリギリだと削ってしまう恐れがある。

付属のプッシュスティックは大事にしたいのでありんす。

そこで、端材とかで簡単に作るプッシュスティックなら気軽に使えるって訳さ。

厚み4mmシナベニヤ

ちなみに僕のテーブルソーに付属でついてたプッシュスティックの厚みは約9mm。

なので10mmぐらいの隙間があれば理論上は大丈夫だけど、材を押している過程でプッシュスティックが傾いたりするとすぐ削れてしまう。

1mmの余裕しかないとかだと付属のやつを使うのは怖い。

15mm幅ぐらいならいいけど。

プッシュスティックの厚みとシナ合板の厚み

そういう時はシナベニヤの4mmとかでプッシュスティックを作れば、10mm幅のカットぐらいは余裕で材を押せる。

それ以上狭くしてカットする場合、フェンスと刃の間が4mmとか3mmとかにする場合は、この端材で作ったプッシュスティックごと切りながら押していけばいい。

こういう使い方が出来るのも端材で作るプッシュスティックだからこそ。

4mm厚、8mm厚、12mm厚、など何種類か作っておくのもいいと思う。

4mm以下とかになると強度不足で材を押すとしなったりして使いずらいかも。

フェンスと刃の間が1mm、2mmとかだとフェンスを傷つけそうで怖いので僕はやらない。

とにかく端材で作るプッシュスティックなら、間違って削ってしまうことを恐れる必要がまったくないので気楽に使えるのが最大のメリット。

プッシュスティックの作り方

プッシュスティックの切り欠き角度

付属のプッシュスティックの先端部分の材料を押えて押す所は90°になっている。

テーブルソーでカットするものは板状のものなので、板の小端は大体直角だよね。

だから押し棒も90°に切り欠きするのが一般的。

12mm厚の合板で押し棒を作る

今回作るのは12mm厚の合板。

プッシュスティックとして必要な幅がある端材ならなんでもいい。

その端材を材を押すと仮定して、自分の押しやすい角度にしてみる。

プッシュスティックを作る

押しやすい角度が見つかったら、先端に端材をあてがう。

プッシュスティックを作る

材料を押える部分の範囲を増やしたいので、先端に当てがった端材を平行に上に少し持ち上げる。

プッシュスティックを作る

その状態で線を引く。

プッシュスティックを作る

今度は材料を押す部分を差し金などで直角に線を引く。

どこでもいいんだけど、右の方で直角を取れば、押す部分は浅くなるし、左の方で直角を取れば、押す部分は深くなる。

合板でプッシュスティックを作る

斜線を引いた所を、手鋸でもいいし、バンドソー、ジグソーでも何でもいいのでカットする。

多少曲がっても押し棒としては機能するから大丈夫。

合板でプッシュスティックを作る

僕はバンドソーがあるので、バンドソーでカットした。

合板でプッシュスティックを作る

はい完成!(とても簡単)

こんな端材で作ったプッシュスティック(押し棒)なら間違って切ってしまっても全然ショックはない。

作るの面倒って人は下の商品リンクのような商品もあるよ。(僕は買ったことがないから使い勝手は知らんけど)

プッシュスティックの先端に絵

プッシュスティックにサメの絵

せっかくなので、合板で作ったプッシュスティックに絵をかいて遊んでみる。

プッシュスティックにサメの絵

「自作のプッシュスティックに絵とか書いたら面白いだろうなぁ」って思って書いてみた。

壊滅的な絵心なんだけど、それは許して。(笑)

こんな風に絵をかいてしまうと、間違ってテーブルソーで削ってしまった時は精神的ダメージあるので、皆さんはこんな余計なことをする必要はないですよ。

プッシュスティックにサメの絵

完成!

サメを書いたつもり(笑)

材料を咥えたら離さなそうな感じでしょ!

テーブルソーで使ってみる

合板でプッシュスティック

合板の厚みが約12mmなので15mm幅で材をカットしてみました。

合板で作ったプッシュスティック

ブレード(刃)の中に潜るサメ。

合板で作ったプッシュスティック

まるで獲物に食らいついているよう(笑)

でもしっかりと材料を保持してくれている。

合板で作ったプッシュスティック

食らいついたら離さないぜ!

まとめ

合板で作ったプッシュスティック

今回は端材で作る簡単なプッシュスティック(押し棒)って内容でした。

「もともと付属でプッシュスティックあるのに、なんで作るの?」って疑問は解決したよね。

一言でまとめると、付属のプッシュスティックは大事にしたい。

つまりこういうこと。

人によってはもっと凝ったプッシュスティックを作る人もいるけど、手間暇掛けて作ると、間違って削ってしまった時の精神的ダメージはデカくなる。

そういう人は間違って削ってしまうなんてミスは犯さない。

最初は簡単に作れるやつでいいと思うよ。

まぁ絵を描く必要はまったくないけどね。

ではまた。^^

使用しているテーブルソーについては下記記事を読んで欲しい。

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