プロ、DIY(アマ)問わず幅広い人に使用されている【ワトコオイル】。
場所にもよるが、ホームセンターでの取り扱いもあるので手に入れやすい。
オイルフィニッシュの中もで価格が安めなのでDIYER(DIYする人のことね)も好んで使っている印象がある。
そんなワトコってどんな塗料かを自分なりにまとめてみるとしよう。
オイルフィニッシュについては下記ページを読んで。
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参考木材に塗るオイルフィニッシュって何?について説明
目次1 オイルフィニッシュをざっくり解説1.1 オイルフィニッシュの良い所1.2 オイルフィニッシュの悪い所2 オイルフィニッシュの種類2.1 ワトコオイル2.2 オスモ2.3 プラネットカラー オイ ...
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目次
ワトコオイルのメーカーと安全性
メーカー
「ワトコ」はイギリスで生まれたオイルフィニッシュ。
国内での販売は何社かあるみたい。
主な成分
- ワトコ製品は植物油からなる浸透性塗料。
- 植物油と溶剤を独自の割合で配合。
公式で発表されているものはこのくらいだった。
安全性
下記「WATCO/北三株式会社」から引用
ワトコ製品は、一般の塗装と異なり、表面に塗膜を作らず、ゆっくりと木に浸透させて仕上げます。浸透後、溶剤が揮発すると、オイルの主成分は空気中の酸素と結合し、酸化重合によって硬化して木を保護します。このためワトコ製品は、木がもっている美しさや、しっとりした木肌を表現するのに最も適した塗装といえます。
しかし、植物油との適合性や木への浸透性能を維持するという、オイルフィニッシュ塗料としての機能をはたすために、有機溶剤や防カビ剤(屋外用のみ)を含んでいます。そのため塗装中や乾燥中あるいは保管時などにおける危険性や有害性について、より安全にご利用いただくための取扱い上の注意点を下記に記しますので、万全の安全対策を講じられるようお願いたします。
尚、この表示は原液の状態であり、塗装し、完全に乾燥した時点では無害なものになります。
高いレベルの安全性はあるけど、食器類の木工品の塗装は推奨されていないみたい。
自分もよくワトコは使用しているが特に問題はない。
ただ、塗ってる時や塗布後の匂いはオイルフィニッシュの中もキツい方かもしれない。
自分は慣れてるせいもあるかもしれないが、この匂いも結構好き。
ただ、密室での作業は危険かもしれないので通気性のある場所でやってね。
ワトコオイルの発火点は低いらしく、塗料を拭き取った布(ウエス)は水に浸してから捨てるよう推奨されている。
保管は40℃以下の環境。
どんな人がワトコを使っている?
プロ、アマ問わず使用していると思うがDIYERが多いと思う。
オスモ、プラネットカラー、リボスなどのオイルフィニッシュと比べたら格は少し落ちると思うが、価格の面ではそれらを圧倒していると思う。
それ故にDIYERに愛されている塗料だと思う。
ホームセンターなどで売ってる木材とは相性が良い気がする。
木材と塗料には相性もあるので、必ずしも値段の高い塗料がいいパフォーマンスをするとは限らない。
手軽に試せるというのもワトコの良い所だと思う。
ワトコを実際使ってみた感想
ワトコオイル ナチュラル
ワトコオイル全般そうだけど、ナチュラルも水のようにシャバシャバしていて塗りやすい。
ワトコのナチュラルは少し黄色味がかった色をしている。
これが亜麻仁油(アマニオイル)と言わんばかりの印象。
木材が濡れ色になり発色が良くなり木材そのものを引き立たせる感じだ。
ホームセンターで買った材、杉とかパインとかに自分は良くこれを塗る。
時間が経つと飴色(あめいろ)に変化してきて楽しめる。
ワトコオイル ミディアムウォルナット
ミディアムウォルナット、液は水のようにシャバシャバしていて塗りやすい。
オスモなんかに比べると塗った時のシャバシャバ感がハンパない。
ミディアムウォルナットは、ウォルナットを薄くした感じ。
この色を見て「なんかものたんないなぁ」って思っても、小さい板に試し塗りと製作した家具そのものに塗ったのでは印象はずいぶん変わる。
家具などの製作物だと、このぐらいの色でも印象はだいぶ変わるよマジで!
まとめ
ワトコオイルは二度塗りを推奨しているが、自分の使った印象だと二度塗りしてもそれほど色の濃さは変わらない。
ただ、一度塗りをすると表面が毛羽立つことがあるので、やはり二度塗りの方が手触りは良くなるように思う。
色の濃さについては、最初塗った印象が変わるほどにはならない気がする。
ワトコオイルは価格もリーズナブルなのでDIYなら知っている人も多いはず。
これからもワトコをどんどん使っていこうと思う。
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