カッター選ぶポイント

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おすすめ【オルファカッター】。ネジロックとオートロックや替刃の「黒刃と白刃」などについて

当たり前に使ってる道具だから何も考えず使っている人も多いごく普通のカッター。

どんな職業でも必ずと言っていいほど引き出しの中に入っている。

でも使いたい時に「あれ?カッターどこ置いたっけ?」とか良くある。

必要な時にないと困るのがカッター。

カッターと言えば「オルファ」ってメーカーが有名、自分もオルファのカッターを愛用している。

カッターはどんな場面で使う?

そもそもカッターはどんな時に使うだろうか?

自分が木工をやってる上で考えてみた。

  • 木を加工した時にバリ(ささくれ見たいな物)を取る時
  • 加工した時に隅が綺麗に取り切れない時
  • 木工作品を販売して配送するための梱包時

木工では、「後少しだけ削りたい」、「鑿を使うまでもない」、そんな時に良く使う。

布や紙を切り抜く時などもカッターが使われるよね。

レザークラフト(革製品)を切るためにつかったり建築資材や断熱材をカットする時なんかもカッターを必要とする。

幅広い職種でなくてはならい道具の一つがカッターだと思う。

カッターで梱包材を切っているところ
カッターで梱包材を切っているところ

梱包や紙を切る時なども必要だ。

プチプチをカットしたり、巻き段ボール、板段ボール、などのカットする時にも重宝する。

段ボールなんかを切る時は、細いカッターとかグリップが握りずらいやつは使いずらい。

黒刃と白刃の違い

カッターの黒刃と白刃

カッターの刃には黒い刃と白い刃があるのをお気づきだろうか?

見た目だけじゃなく違いがあるんだよね。

黒刃は鋭角に研磨されてるんだってさ。初期の切れ味と、刃を入れた際の入り込みが良いらしい。刃も錆びにくい。しかし、切れ味の耐久性はあまりないみたい。

白刃はバランス型で、切れ味と耐久性を考えて作ってあるっぽい。

切れ味重視なら黒刃ってことになるけど、オールマイティーに使いたいのであれば白刃と言った感じだろうか。

切れ味が必要な場面では黒刃をつかい、よく使う場面では白刃、ってみたいに使い分けるほうがいいかもしれない。

迷ったら白刃で問題ないと思うよ。

ネジ式ロック

カッターネジ式

ネジ式で刃を固定するタイプ。

丸いツマミを回して固定したり緩めたりする。

ネジ式ロックのメリット

  • ネジをしっかりと固定することで刃のブレや押し込んだ時の安定が得られる。
  • 刃を少しだけ出して使うことができる。

ネジ式ロックのデメリット

  • 刃の出を調整したり交換する際、両手で行う必要がある。
  • 刃の調整を両手でおこなうため作業スピードが落ちる。

自分は、ネジ式ロックのカッターを好んで使用している。

オートロック式

オートロック式のカッター

オートロック式のカッターは刃をスライドさせて指を離せば固定されるタイプ

赤矢印の部分をスライドさせることで刃の出の調整や刃の交換が出来る。

オートロック式のメリット

  • 片手で刃の出を調整できる
  • 片手で扱えるから作業性がいい

オートロック式のデメリット

  • 厚みのあるものを切っていると材に挟まって刃が出てきてしまうことがある
  • ロック位置が決まっているから刃の出の微調整が出来ない

ネジ式ロックとオートロックどっちがいい?

一昔前のオートロック式のカッターは、刃を強く入れると刃が押されて中に戻ってしまうことが多かった気がする。

だけど、昨今のオートロック式は結構安定して使えるようにも思う。

片手で刃の出が調整できるから作業もスピーディーなので、もはやネジ式を使う理由もないのかもしれない。

しかし、厚いものを切る時の安定感・安心感はやはりネジ式ロックが優位だと自分的には感じる。

負荷のかかる使用をしないのであれば作業スピードを優先してオートロック式がいいと思う。

好みの問題もあるかもしれないが、ネジ式のカッターの方がデザイン的に美しいと感じてしまう。

あのネジ(ツマミ)があることで、とてもメカニックな道具に自分は感じてしまうからだ。

カッターに美しさを求めるあたり、かなりマニアックだなと自分も思うけどね(笑)

あと、ネジ式ロックはプロっぽい感じもするのはわかってくれるかな?

オルファカッターリミテッドNL

最近の私は「オルファカッター リミテッドNL Ltd-07]ってのを愛用している。

見た目がシルバーってこととネジ式ロックの融合がメカっぽさがさらに増しているように思うからとても好きだ。

標準でついている刃は黒刃であるため切れ味もいい。

カッターの刃が切れなくなる理由

刃物の刃は永久に切れ味が続くものではない。

カッターも例外なく使用していれば切れ味は悪くなる。

どんなに正しい使い方をしていても、いずれは切れなくなるものだし、そもそもカッターの刃は使い捨てなので寿命も短い。

だけど刃先をすぐにダメにしてしまう使い方がある。

塗装をする時などの養生(ようじょう)で新聞を必要な大きさに切るなどの時、コンクリートの上などで切ると刃先はすぐにダメになる。

下にべニアなどを敷いて切るようにしよう。

わかっちゃいるが面倒でついついやってしまうことも多い。

刃が切れなくなった時は?

ラジペンで折る

カッターは大体刃先がダメになるんだよね。

なのにまるごと交換してしまってはもったいない。

そんな時の為にありがたいことにカッターの刃にはスジが入っている。

カッターの刃を折って使う

赤矢印の部分にスジが入っている。

このスジに沿って折ることで刃先が復活する。

カッターの刃を折る

写真のように、折りたいスジの位置で合わせラジペンで折る。

カッターの刃を折る

すると綺麗に刃が折れるように出来ている。

切れなくなったら、次のスジに合わせて折れば刃先が何度でも復活する。

といっても、短くなると使いにくいので3回ぐらい折ったら、刃を交換するように自分はしている。

専用の刃折器もあるけど、いちいち面倒って人はラジペンで折ったらどうだろうか?

専用の刃折器を使う

安全刃折処理器ポキ

これは「安全刃折処理器ポキ」って商品。

ラジペンで折るのが怖いって人は、これ使った方がいい。

カッターのメーカー、「オルファ」から出ている商品だ。

安全刃折処理器ポキを使用しているところ

使い方はいたって簡単。

ラジペンで折るのと同じで、折りたい分だけ刃を出し、刃のスジに合わせるように容器に突っ込んで、カッターを横にすれば「ポキ」っと折れる。

まさにネーミング通り。

安全刃折処理器ポキの容器にたまった刃

折った刃は、この容器の中にたまっていくので便利。

ラジペンとかで折ると、結局折った刃はまとめて入れておく容器が必要。

折りながら溜まっていくので無駄がない。

カッターの切れなくなった先を折って、切れる刃になったとこ

切れやんだ刃先を折って、刃先が切れるようになった。

カッターは思ってるより危険な道具

気軽に使うカッターだけど、思いのほか大きな怪我をしやすいのもカッター。

自分も、一番怪我をしたのがカッターだった。。。

刃を交換したての時などに指などを切るとスパッと切れるので注意。

カッターで切ると血も中々止まらない。

自分に向けないように使ったり、押さえる手に注意して使って欲しい。

楽しい物づくりを一瞬で台無しにしてしまうのが怪我だから。

くれぐれも使用には気をつけて欲しい。

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