替刃式のこぎりの刃の交換方法

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替刃式の鋸(のこぎり)の刃の交換方法!簡単に取り替えて切れ味アップ。

どんな工具・道具だろうが切ったり削ったりする刃は永久には使えない。

「のこぎりの刃」だって例外ではない。

切れ味が悪くなってきた時の兆候は、

  • 切り進めるスピードが遅くなる
  • 切ろうとすると刃が入っていかずブレる

こんな兆候があるなら刃の切れ味を疑った方がいいかもしれん。

手鋸を使っているほとんどの人が替刃式を使っていると思う。

切れが悪くなってきたのは実感していて、「そろそろ交換しなきゃなぁ」なんて思っていても面倒くさくて、ついつい後回しにしがち。

そもそも、「刃の交換ってどうやるんだっけ?」なんて人もいると思う。

刃の交換の仕方を知っておけば、いざ交換って時に簡単に出来るから、切れなくなったらすぐに交換できるよ。

そんな「のこぎりの刃の交換」の仕方を解説していこうと思う。

DIYで使う鋸の種類と選び方は下記記事を読んで欲しい。

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ゼットソー

ゼットソー鋸刃

ホームセンターなどで手軽に手に入れることができる「ゼットソー」で説明するね。

ゼットソーは(株)岡田金属工業が製造している鋸。

プロ、アマ、問わず使用されているスタンダードな「のこぎり」だと思う。

ホームセンターで取り扱いもあり、替刃も手に入れやすい。

DIYに持ってこいの「のこぎり」。

刃の取り外し(替刃式)

のこぎりの刃の交換

刃にタオルを巻きつけて、刃が上を向いた状態にして持ち手を作業台や床などに少しずつ叩く。

タオルを巻くのは手に刃が突き刺さらないようにするため。

刃の部分が一番厚くなるようにタオルを巻くといいと思う。

のこぎりの刃の交換

「コンコン」少しづつ持ち手を叩いていくと外れるよ。

そんなに思い切り叩きつけなくても外れるからね。

慣れれば、どのくらいの強さかわかると思う。

刃の取り付け

のこぎりの刃の交換

刃を90°近くにして根元を入れてから真っすぐ伸ばすように入れていく。

のこぎりの刃の交換

外す時とは逆に、刃を下に向けた状態でタオルを巻いて、持ち手を作業台の上に叩いて入れる。

慣れていれば、タオルを巻かなくても大丈夫だと思うけど、安全な交換をするためにもタオルを巻くのをクセにした方がいいと思う。

ゼットソー替刃

横挽き用

刃の交換の解説で使用している鋸刃と同じものがこちら。

自分は鋸以外での木材の切断方法があるので、縦挽きはあまり使用しない。

色々な手鋸を使ったことがあるが切れ味が結構自分好み。

横挽き用なので切り口が綺麗になりやすい。

鋸をどれか1本だけ持つならこれがいいと思う。

万能タイプ

縦横斜め挽きが出来る万能タイプ。

木材の切断方法が「のこぎり」だけって人で、切り口や精度をあまり気にしないのであればこれがいいと思う。

木目に対して、横だろうが縦だろうが気にせずに使用できる。

ホームセンターなどの規格材をそのまま使って作ることが多く、たまに少し切りたいって時にいいかもしれない。

縦挽き

縦挽き用の替刃。

木目と同じ方向に切るのに特化している刃。

縦挽き・横挽きの両刃鋸を持っているのであれば、あえて必要はないと思う。

万能タイプを使わず、縦挽きと横挽きをわけて使いたいのであればこのタイプ。

バクマソー(替刃式両刃鋸)

バクマソーの鋸刃

替刃式両刃鋸の「バクマソー」の鋸も持っていたので、ついでに説明しようと思う。

バクマソーもホームセンターで比較的に手に入りやすい鋸だと思うので使っている人も多いんじゃないかな。

バクマソーはバクマ工業(株)が製造している「のこぎり」。

片方は縦挽き、片方が横切り、になっているので1本で二つの使い方が出来る。

取り外し

バクマソーの刃の外し方

バクマソーの両刃鋸は、レバーロック方式になっているので、レバーを持ち上げるとロックが外れるようになっている。

初めて取り替える時は、このレバーが少しカタイ場合があるけど、何とか持ち上げよう。

バクマソーの刃の取り外し方

レバーロック式はロックさえ外してしまえば、結構ゆるゆるになるので、叩いて外さなくても画像のように刃にタオルを巻いて両手で折り曲げるようにすると外れると思う。

取り付け

バクマソーの刃の取り付け

刃を取り付ける時は刃を90°ぐらいで根元の方を入れる。

バクマソーの刃の取り付け

取り付ける時もタオルを巻いて両手で伸ばしていく。

両刃鋸なのでタオルを巻くのを忘れないようにしよう。

バクマソー刃の取り付け

矢印の部分の溝に金具をしっかりと入れてからロックすれば完了。

バクマソー替刃

バクマソーの替刃がこちら。

縦挽きをしたい時なんかは、自分はこれを使っている。

レザーソー(胴付き)

レザーソーの鋸刃

レザーソーの「胴付き鋸」も持っていたのでついでのついでに説明しよう。

レザーソーはがレザーソー工業(株)が製造して玉鳥産業販売している「のこぎり」。

なぜか自分が使っている胴付き鋸はレザーソーが多い。

取り外し

レザーソーの鋸刃の外し方

自分の使っているレザーソーの胴付き鋸は、手持ちの部分のネジで刃が固定されている。

レザーソーの鋸刃の外し方

ネジを回してツマミを外すと胴付きの金物ごと引き抜ける

ゼットソーは回転させながら抜くけど、このレザーソーは真っすぐに引き抜ける。

レザーソーの鋸刃を外しているところ

胴付きの金物から刃を引き抜く。

この時も刃にタオルなどを巻いて手をケガしないようにする。

取り付け

レザーソーの鋸刃を取り付けているところ

交換する刃の部分にタオルをあてがいって胴付きの金物に入れていく。

レザーソーの鋸刃の取り付け

レザーソーの刃の溝と胴付きの金物の溝の位置を合わせて、持ち手に差し込む。

レザーソーの鋸刃を固定しているところ

最後にネジを回して胴付きと刃が取れないように固定して刃の交換は完了。

レザーソー替刃

今回の刃の交換説明に使用したレザーソーの替刃がこれ。

刃の背中に金物がついている胴付き鋸なので、刃がブレにくく精密な加工に向いている。

細かい加工を電動工具を使わずにやりたい場合には必要だと思う。

切れ味はとてもいいし、切断目はとても綺麗。

ただ刃が薄いので辺な使い方をするとすぐに曲がるから注意。

おそらくこれ何十年も前からある鋸刃。

同じレザーソーでも最新の鋸もあると思うから、気になる人は「レザーソー」とか「玉鳥産業 」とかで検索してみてね。

その他の鋸について

「のこぎり」の取り外し方法は、メーカーによって多少違うかもしれない。

だけど、大体は替刃式はこんな感じの交換方法だとおもう。

今回レザーソーの刃の交換みたいに手持ちの部分でネジで固定されている場合、ゼットソーのように直接叩いて外そうとしても外れないので注意が必要だ。

手持ちの部分にツマミのようなものがついている場合は、ネジを外してから取りはずそう。

どうししても心配なようならメーカーの取り外し方法を確認してからやって欲しい。

参考になれば幸いです。

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